蓮華のコマクサ (2019/07/31)
ささやかに3日間の夏休みで、久し振りに夏山を
歩いてきました。 (今日は身体中が筋肉痛・・・)
山行は1泊2日のみ、蓮華岳(長野)にコマクサ
を見に行ってきました。 (あと1泊は麓で温泉!)
昔々の話ではありますが、少なくとも2度は登った
筈の山なのですが、こんなに遠かったっけなァ・・・
苦労して登った割には覚えていないものです。
コマクサは高山植物の女王と呼ばれる可憐な花ですが、寒さ、強風、乾燥など
環境の厳しい、ほかの高山植物が生えることが出来ないような稜線の砂礫地を
好んで生える孤高の花だというところが、”女王”の所以なのでしょう。
そのコマクサが山頂付近では確かに群生していて、見事なコマクサ畑状態。
以前に行った時に、あれほどのコマクサを見た記憶はないので、微妙に季節が
違っていたのでしょう。
お隣の針の木岳にも往復しました。
こちらは山スキーで何度も出掛けた山なので懐かしかったのですが、
今だったら上まで辿り着けないだろうなァ・・・と思いながら眺めてきました。
若い頃は休憩を含めてコースタイムで歩けた時期もありましたが、
今は体力低下に加えて運動不足です、そう簡単には登れません。
これからはコースタイムに休憩時間を多めに加えて計画を立てないと目的地に
たどり着けない、ということを再認識してきた次第。
(しかし、帰京したら、まァ、なんという暑さ!!)
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ゴミの分別、中国版 (2019/07/22)
中国がいよいよゴミの分別に本格的な取り組みを始める、というニュースを
新聞や雑誌の記事で見かけるようになりました。
先ずは上海で今月から開始されているとのことですが、大きく分けると4種類で、
有害ごみ・資源ごみ・濡れごみ・乾いたごみ、だとのこと。
(濡れた・乾いたの区別が分かり難いですが、典型的には腐りやすいものが湿ゴミ、
豚骨など大きい骨や固い魚介類の殻などは乾ゴミ、だそうです)
で、慣れない上に、分別の基準自体が結構細かくて分かり難いらしく、上海市民も
戸惑いながらのスタートらしいのですが、ある楽しい記事を見かけました。
何でも、ネットで様々な意見が出ている中で、分別の「一番分かりやすい方法」
として人気を博しているのが「豚を本位に考える方法」だそうです。
「湿ごみ」=豚が食べられるもの
「乾ごみ」=豚が食べられないもの
「有害ごみ」=豚が食べて死んでしまうもの
「可回収物」=売ったカネで豚肉を買えるもの
これを読んで、一人で涙が出そうなくらい、大笑いをしてしまいました。
実に良く出来ていますよねェ、これならすぐに分かる!
知恵者がいるものです、さすが10億を超える民を抱える国だけのことはあるなァと
妙に感心してしまいました。
中国出身者が日本に暮らす上で、ゴミの分別に苦労すると良く聞きますが、
将来はそんな話も遠い昔の笑い話になってしまうことを期待しましょう。
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ウィンブルドン決勝 (2019/07/15)
遂に今年のウィンブルドンが終了、最後は壮絶な男子決勝でした。
昨晩というか今朝の男子決勝は、恐らく歴史に残るというか、延々と語り継がれる
ことになるのでしょう、何しろ4時間57分です。 ただ長かっただけではなく、
非常にハイレベルな試合が、異常な程に長々と続いた、という意味において、です。
惜しくも優勝を逃したフェデラーはこの試合で、全般的には優位に見えました。
しかし、5セット中の3セットがタイブレークで、それをすべてジョコビッチが
取ったから勝った、というところが珍しいというか、悩ましい・・・
テニスのタイブレークというのは、サッカーで言えばPK戦のようなもので、
1セットが同点でなかなか勝負がつかない時のためのルールですが、今回の決勝では、このタイブレークが大きな鍵となりました。
たとえ劣勢であれ何とか同点でタイブレークに入れば、ゼロから出発での短期決戦のようなもので、往々にして勝負強さ、そして運、も関係してくるものです。
そのタイブレークを上手く掴めれば、そのセットを丸ごと取れるわけで、
いつもタイブレークになると、勝負の世界の非情さ、というか無情を感じますが、
今回の決勝では特にそれが大きかった・・・
しかし、それにしても一人で5時間近くもプレーし続けるという、あの体力・気力には、感激するというより、呆れてしまいます。 まさしくクレージーな世界でした。
夜な夜な、最初の1~2時間くらいを見ながら途中で寝てしまうという生活が続いて
いましたが、また来年のお楽しみ、今晩からは、ちゃんと寝ることにします。
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蓮見本園、再訪 (2019/07/08)
田無の東大農場にある蓮見本園に先週改めて行ってきました。
先月、公開初日にはまだあまり咲いていなかったと書きましたが、さすがに今回はかなり咲いており、ほんの微かですが独特の香りも確認できました。
蓮の花は開き始めから花びらが散り始めるまで
4日間で、2日目が一番見頃だそうです。
かなり沢山の花が咲いていたのですが、これが
きっと2日目だろう、というものは意外と少ないもので、やはり足繫く通わないと、
なかなか見頃の花の撮影は難しそうです。
我々日本人の多くは、蓮と聞くと、お釈迦様というか仏教や仏具を思い出すか、
あるいはレンコン(蓮根)を思い出すか、何れかだと思いますが、
西洋人だと何を連想するのでしょうか。
昔読んだギリシャ神話で、確かオデッセウスが立ち寄った島の一つに、蓮の花が咲き誇る島があって、その住人は、蓮の実を食べては一切の苦痛を忘れて
眠りこけることを繰り返している、という話があったかと思います。
(西洋人だと、その話を連想するのかな、と勝手に思い込んでいるのですが)
一切を忘れて夢見心地になれる効果のある実があったら、さァ、食べてみたいと
思うかどうか、悩ましいところです・・・
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原生花園 (2019/07/01)
先週に続き、写真は又も北海道、今回は小清水原生花園の風景です。
オレンジ色はスカシユリ、黄色はキスゲ、赤はハマナス。 まだ紫が見えませんが、これから
アヤメが咲き始めるという時期でした。
(遠くにうっすら見える山は斜里岳です。)
青い屋根の可愛らしい建物はJR 釧網本線
(釧路~網走間)の「原生花園」駅。
オホーツク海に沿って、網走と知床斜里の中間にある、季節限定の臨時駅です。
つまり、夏の間(特に、小清水がお花畑状態の今)は、釧路や網走からJRで行けるわけですが、下手すると次の列車が来るまで半日(!)待たされる。
観光客にとって便利が良いとは間違っても言えないのです。
ワタシは姉に車で連れて行って貰いましたが、自力でJR利用で行こうとすると、
とてつもなく効率の悪い旅行になってしまいます。
JRの路線が残っているだけでもラッキーなのかもしれませんが、何とかもう少し
利用率が上がって、観光客にも優しい路線になって欲しいものと思います。
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プチ北海道ツアー (2019/06/24)
先週後半、北海道は東の端、標津に住む姉を
訪問してきました。
昨年、姉に会う機会は2~3度ありましたが、訪問は随分と久し振りのこと。
姉夫婦は仕事や趣味に、夫々が結構多忙な暮らしをしていて、訪問するのも少々気が引ける位。 (何しろペーパードライバーの私にとって、フリーの北海道ツアーは移動が大変。 結局姉に連れ回して貰う破目になるので、肩身が狭い・・・)
最寄りの空港は中標津ですが、今回は釧路を利用。 で、かねて一度行ってみたかった湿原のカヌーツアーに参加。 わずか2時間のツアーで、ほんのちょっと
漕いだだけなのに、翌朝は肩に軽い筋肉痛、情けない限り。
宿泊とカヌー体験がセットになった宿を利用したのですが、その宿では(ホントは
いけないのでしょうが)観光客用に、リスや小鳥の餌場を窓近くに作っていました。
おかげで何度もエゾリスやシマリス、アカゲラを眺めることが出来ました。
途中、姉の次女の一家と合流して網走で一泊したので、一年振りに姪の子供達とも会えましたし、見頃の原生花園にも立ち寄れました。
またいつか、季節を変えてお邪魔虫になりたいものです。
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蓮見本園 (2019/06/17)
数年前に友人から、イロイロな蓮の花が見られる所があるらしい、と聞きました。
どうも東大の研究施設のような所らしい、花の時期
だけ一般公開されるらしいと。
はて、それは珍しい、どこ?と聞くと、田無だと。
それなら簡単に行けそうだから、そのうち是非、
と思いつつ、例によって毎年見逃し三振。
今年もその友人から蓮が見頃になったらしいとの報せで、調べてみると、丁度翌週から一般公開とのこと。(週2回平日午前のみ)
で、公開初日に初めて行ってみました。 見本園というだけあって、観賞用の蓮が種類ごとに畳1畳分くらいの広さで区分けされて、びっしりと植えてありました。
百種類近くあった筈ですが、全体としては意外に狭い、あっという間に見て回れる。
蓮と言えば、不忍池を連想してしまうワタシには、随分とイメージが違っていましたが、これが見本という意味なのだと納得。
ワタシが行った日には、まだ3種類位しか咲いていませんでした。 公開終了の7月半ばまでに、何とか再訪の機会を作りたいものです。
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夏椿 (2019/06/10)
やはり梅雨入りと前後して咲き始めました、
お気に入りの夏椿!
楚々とした風情が大好きなのですが、
比較的、花期が短いので、この時期になると、
確か向こうの民家の庭先にあったぞ、とか、
あちらのビルやこちらのマンションの植栽に入って
いたっけ、とか思い出しながら、できるだけ頻繁に
眺めて歩きます。
木が大きく育っていると、下からでは花が見難くなってしまうので、
植えられてからあまり年月が経っていない方が、間近に見られて嬉しい。
ある程度大きい木に沢山の花が咲いているのを、2階から眺めると、
これまた大変すばらしいのですが、如何せん、なかなかそういう機会はなくて・・・
梅雨時に咲くアジサイやクチナシと同様、夏椿も、雨の日の方が、
より元気そうに見えるのは、こちらの先入観のせい?
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梅雨入り間近? (2019/06/03)
サツキからアジサイへと季節が移り始めました。
なのに、何故か既にキョウチクトウが元気に咲いています。
格別嫌いな花というわけではないものの、夾竹桃は真夏の印象が強過ぎて、
しかも、高速道路脇などに植えてあることが多いので、アスファルトの照り返しを
思い起こさせてくれるためか、見るだけで暑苦しく感じてしまいます。
(こんな偏見で眺められては花も気の毒ですけど・・・)
せめてもの慰めは、もうじき、きっと、お気に入りの夏椿が咲き始める!
ただ、夏椿が咲いてアジサイが見頃になる、ということは、
つまり本格的な梅雨入りの可能性大で、それはそれでいささか鬱陶しい・・・
天候について不平不満を言っても詮無いことではありますが、低気圧が来ると
何らかの不調が出るという方々は意外に多いのです。
(片頭痛が出る、あるいは神経痛が悪化する等々)
自律神経への影響があるのでしょうが、これからの湿っぽいシーズンは要注意。
体調管理を万全にして梅雨に備えましょう。
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三色旗 (2019/05/27)
風薫る5月で、快適に過ごせるはずの季節。
なのに、連日の真夏日!!
盛夏とは違って、日陰は少し爽やかだし、
夜間も涼しい、けれど、暑さの苦手なワタシ
としては、もう早々と白旗です、ふぅ・・・
さて、前々回のブログで"ひたち海浜公園"の
ネモフィラを取り上げたら、コメントを頂きました。
曰く、"昭和記念公園"のポピーも良かったと。
へえ、ポピーねェ、それは華やかだろう、ワタシも
そのうち、と思った丁度その翌日、偶々見かけた新聞に「今が見頃の昭和記念公園
のポピー」という記事がカラー写真付きで掲載されていたのです。
う~ん、ホントに良さそうだ、来年と言わず、今年のうちに何とか、と焦って平日に
半日休んで行ってみました。 ところが、生憎なことに前日が季節外れの暴風雨。
おかげで本来まだ見頃であったはずなのに、雨風に痛めつけられて、あちこちで
株ごと倒されていたりして、ちょっと残念でした。
びっしりとポピーだけの丘もあって見事でしたが、矢車草とポピーを中心に数種類の花が植えてある一角があって、これでマーガレットがあれば完全に三色旗だなァ、でもフランス庭園というわけではないのだし・・・と思いながら眺めてきました。
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