沈丁花の香りが漂う季節になりました。

ミモザやサンシュユの鮮やかな黄色が目に止まるようになり、寒緋桜も咲き始め、ぼちぼち本格的な春が近付いているのかな、という今日この頃。

「三寒四温」という言葉は、もともと中国東北部や朝鮮半島北部で、冬の時期に、寒さと暖かさの周期を表す言葉として使われていたのだとか。

でも日本では、寒さと暖かさの周期的な変化は早春に多くみられるため、春先に
使われることが多くなってきたのだそうです。

今まさにその時期。　少し衣類を減らさないと大汗をかいてしう日が時折混じるようになりましたが、まだまだ油断はできません。

寒暖の差が激しいことで、体調を崩しやすい時期です。
また、花粉症をお持ちの方々は既に鬱陶しい思いをしておられます。
皆々様、体調管理を万全にして桜の季節を待ちましょう。

恒例の八甲田スキーに出掛けてきました。
しばしの”非日常”の幸せ・・・
（"日常"に大きな不満があるわけではないのですが、やはり貴重な"非日常"の世界です。）

八甲田の積雪は、目下２メートルばかり。
例年の2/3ないし1/2くらいです。
おかげで、いつもならだだっ広い雪の斜面なのに、
あちこちにトドマツの木が見えていて、
ここは草地ではなく樹林帯だったのだと気付かされる始末。

でも、夜の間に、たとえ10センチでも降ってくれれば、結構快適なパウダーを滑ることができます。 今回は運が良かったとみえて、ロープウェー運休などという悪天候にも遭わず、連日わずかながらも積雪があって日々快適な滑りを楽しむことができました。

ここ数年、八甲田には外国人スキーヤーが増えてきて、時として宿がとりずらくなる程です。　山スキー同好の士として、また八甲田ファンとして、嬉しくもありますが、痛し痒し・・・

20度を超すという、2月としては異様に暖かい
強風が吹き荒れた昨日、春一番の訪れでした。

1月の半ばからチラホラと咲き始めていた寒桜が、
思いがけぬ陽気と強風のせいで、一気に満開を
通り越して早々と散り始めていました。

梅の開花も一段と加速されたようです。 あわてて
開き始めたと思しき”こぶし”も見かけました。

あと一ヶ月も経てば、本格的な桜前線の話題で賑わっていることでしょう。
でも、スキーヤーのはしくれとしては、まだまだ冬であって欲しい、もっともっと雪が降って欲しい、というのが正直な気持ちです。

今日からは元どうり、というか平年並みの気温に戻りました。
いましばらく、寒さ対策が欠かせません。
皆々様、風邪やインフルエンザには充分注意して過ごしましょう。

明けましておめでとうございます。
皆様、良い正月を過ごされましたでしょうか。

当方、新年の仕事始めは掃除から、でした。
心掛けが良くなったわけではなく、年末に、片付けもそこそこに戸隠スキー場を目指してしまったからです。

で、スキー場は、というと・・・
一応オープンしていましたので、最初の日だけは、今シーズンの初滑りだし、覗いてみようと出掛けたのですが、やはり、いささか悲惨な状況で、スキー場の５分の１ばかりを無理やりオープンさせたという印象で、
それっきり行きませんでした。

数年来、年末年始のスキーは形だけ、メインの楽しみは”蕎麦”と”どぶろく”
という状態なので、さほど残念というわけではなかったのですが、スキー場のため
にも、何とか、これからちゃんと降って欲しいものです。
（写真は一日の戸隠連峰、やはり雪が付いていない・・・）

本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。