営業カレンダーを更新しました
突然ながら、明日と明後日(8/5~6)は休診とさせて頂きます。
悪しからずご了承下さい。
写真は白のサルスベリ、ご近所で今シーズン最初に
咲き始めたものです。
今は赤やピンクがあちこちで咲き競っています。
この花は、よくよく見れば、実に可憐な花なのですが、
その名(百日紅)のとうり、これから2か月以上咲き
続けることを思うと、暑さもそれだけ続くのだろうと
思えて、つい気が滅入ってしまいます。
同様の夏の花に、キョウチクトウ、ムクゲ、カンナなど
があります。 盛夏の記憶に繋がっているがために、
ワタシは毛嫌いしてしまいがちなのです。
(そのくせ、なぜか芙蓉は例外、いい加減なものです)
猛暑の中で、ただ一人”涼しい顔“をしているようで、
何だか八つ当たりをしたくなってしまう花なのです。
先週の半ばでしたか、やっと関東は梅雨明けです。
途端に猛暑の到来で、時々ゲリラ豪雨の”おまけ”付き。
そして本日は”大暑“、一年で最も暑い時期と言われます。
(自宅と仕事場で、毎日ほぼ24時間エアコン漬け・・・)
写真は通勤途上で見かける栗林の”栗の実“。
花が咲いて強烈な匂いが漂っていたのが、つい昨日のように
思えますが、いつの間にやら、結構大きく育っています。
この栗林、駅近くの一等地ですが、まだ”農地“です。
いずれ遠からず、住宅やマンションになるのでしょうが、
当面は栗林のままでいてくれることを願っています。
数日とは言え、あれだけの猛暑が続き、短時間とは言え、
あれだけの豪雨もやってきたというのに、なかなか梅雨明け
とはいかないようで、また小雨模様の日々に戻っています。
まぁ、関東では、という話であって、全国的に言えば、まだまだ
梅雨前線が居座っているから、なのでしょう。
その関東では、今が”お盆“です。 少し前からスーパーでは、
盆飾りが出回り、花売り場では仏花が半分位を占領しています。
しかし、長いこと東京で暮らしていますが、7月のお盆には、
いつまで経っても馴染めません。
やっぱりお盆は8月でなくっちゃ・・・という田舎者です。
先週は休暇で休んでおりました、少し早めの夏休み。
山仲間に誘われ、久しぶりの夏山歩きでした。
行った先は東北で、岩手県の早池峰山と秋田県の秋田駒ケ岳。
何れも昔一度は登ったのですが、季節が違っていたのか、
山道や景色など殆ど記憶にない・・・おかげで、新鮮でした。
また、夏山でお馴染みの高山植物のあれこれにも久々のご対面。
(写真はハヤチネウスユキソウ) 内心、体力不足が心配でしたが、
何とかちこぼれずに済みました。(強烈な筋肉痛も久し振り!)
東京へ戻ってきたら、真夏日、猛暑日にゲリラ豪雨・・・
皆々様、どうぞ体調管理を十分にして、お過ごし下さい。
今年も頑張って見に行ってきました、千葉公園の大賀ハスです。
いわゆる古代ハスと呼ばれる種類で、今ではあちこちで栽培されて
いますが、元々は千葉県の検見川で大賀博士の発見によるもの。
ご存じのとうり、蓮は水中に育ちます。 水底から伸びた長い茎の
先に葉が付き、花も咲きます。 なので、その鑑賞に際しては、
どうやって花に近づくか、が大問題。
その点、千葉公園の蓮池は手頃な広さで、上手く通路が設えて
あるので、間近で花を見られる確率が大変に高い。
朝早く、というのが蓮の花の見頃なので、早起き必須ですが、
年に一度くらいは、と張り切って、始発電車で頑張るのです!
そろそろ咲き終わりの木も出てきましたが、これは
まだ最盛期のヤマボウシ(山法師)。
普通は緑の葉と白い花のコントラストが鮮やかな木ですが、
多分、園芸種なのでしょう、やや小ぶりの花が、全体に
びっしりと付いて、葉の緑を殆ど覆い隠してしまいます。
初夏に咲く清楚な花もよし、秋に実が成るのも楽しみ、
葉も紅葉します・・・庭木として人気があるのも道理です。
昨日の日曜、ひょんなきっかけで、初めて水元公園へ。
都内とは言え、葛飾区は当方の生活圏から遠く、水元公園
は、名前だけは知っていても、いささか縁遠い公園でした。
しかし偶々、昔の山仲間の縁で、金町を訪れることになり、
これは良いチャンスと、水元公園まで足を延ばした次第。
“花菖蒲祭り”が開催中でしたが、花菖蒲は早くも盛りを
過ぎつつあるように見えました。
広い公園の三分の一程度しか回っていません。もう少し
涼しい時期に再訪して、ゆっくり散歩したいものです。
左がキンシバイ(金糸梅)、右がオトギリソウ(弟切草)。
やっと区別がつくようになりました。
何れもオトギリソウ科で似た者同士、遠目には殆ど同じ。
公園の植え込みで良く見かけますが、こんもりと育った
緑の枝葉に、沢山の鮮やかな黄色の花が目立ちます。
金糸梅の方は”梅“の字が使われているだけあって、
花の形がカップ型。 黄色の長い雄しべは共通ですが、
弟切草の雄しべの方が、より多くて長く目立ちます。
弟切草の名は、その昔、鷹匠の兄弟に争いがあって、
兄が弟を切り殺したという、言い伝えにある由。
(その話で、すぐに名前を覚えられました)
今の季節、あちこちで目にする賑やかな多年草です。
今年も咲き始めました、夏椿、ワタシの”お気に入り”です。
名前のとうり、花は椿にそっくり、楚々とした風情です。
子供の頃に見た記憶はありません。人生も後半に入ろうかと
いう頃になって都内で偶々見かけて、その名を知りました。
以来、気を付けてみると、民家の庭木やビルやマンションの
植栽に、結構ポピュラーに使われていると分かりました。
思えば、ナニワイバラとか、白の一重の芙蓉とか、似た
印象の花を自分が好んでいることにも気が付きました。
突き詰めると、ひょっとしたら、白の”侘助“かも・・・